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大気中のCO2濃度が人類史上最大値を記録、地球温暖化の進行が確実に

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地球温暖化を引き起こす原因となる温室効果ガスの中で、CO2(二酸化炭素)の濃度が人類史上最高の415ppmを記録したことがわかりました。
この結果はつまり、地球温暖化が現在も確実に進行していることを示しており、また日本を含めた多くの国でCO2削減努力が行われているものの、その効果が表れていないことも同時に示しています。

 

 

1.CO2濃度増加の概要

代表的な温室効果ガスであるCO2は主に化石燃料の燃焼によって生じるガスです。
主要な排出源としては、発電所(火力など)、輸送(普通自動車、トラック、バスなど)といったものがあります。

工業化が始まる以前の大気中のCO2濃度は278ppmであったとされ、よって現在の濃度はこの時点から約50%増加していることになります。

 CO2は大気中に残存し、自然に消滅するまで約100年かかるとされているため、世界全体のCO2排出量がマイナスにならない限り、濃度が減っていくことはないのです。

 

2.予測される影響

研究者らがまとめた発表によると、このまま地球温暖化が進行すれば、今世紀末には地球の平均気温が最大で4.8度上昇すると予測されています(IPCC第5次評価報告書)。

 これによって生じる被害は大変なものであり、私たちの身近なところでも異常気象(ゲリラ豪雨など)、猛暑、海水面の上昇(陸地の減少)といったものがあります。地球温暖化問題は地球全体で取り組まなければならない問題であるとともに、私たちの身の回りでも影響が生じるとても身近な問題なのだと理解することが必要です。

 

3.より一層の削減努力が必要

日本をはじめとした世界各国は、CO2濃度を減らすための努力を行ってはいますが、今回の調査結果により、その効果が表れていないことがわかりました。
濃度増加のスピードも早いため、早急に対策を講じないとこのままますます濃度は上昇を続けるでしょう。

そうなればどのような影響がどれほど生じるのか、私たちはそれらを予測できるのか。だれにもわかりません。

 

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